pixta_17801601_M

いじめ問題に苦しむ教師たち

いじめ問題が起こると、必ずといいほど出て来るのが、担任教師の問題的言動。
先生が気付いてくれないとか、分かってくれない。
さらに、教師が関与した事によって、事態が悪化する事も少なくはなく、時に、先生の何気ない発言や失跡がきっかけでいじめが始まる事もあります。

とにかく、学校という舞台でいじめが繰り広げられる以上、そこで働く教師たちが、渦中の人でないはずがなく、そこから逃げ出す事など出来ないのです。
かと言って、関わり方を謝れば、解決どころか、よりいっそう問題は大きくなる一方で、表沙汰になれば、真っ先に攻められるのですから、正直、一番の被害者は先生なのかも知れません。

実は、そうしたプレッシャーやストレスが要因の一つとなり、教員間でいじめが起きるというのが今、一つの新たな社会問題となりつつあるという事を皆さんはご存じでしょうか?
これは、「職員室のいじめ」と呼ばれ、なんと、75パーセントもの学校関係者が、その事実がある、あるいは、あっても不思議ではないと言うのですから驚きです。

しかし、よくよく考えてみると、いじめは多くの職場で発生し、今やパワーハラスメントという言葉がすっかり定着した時代です。
教育現場だと言われる学校も、確かに子供たちにとっては学舎ですが、職員たちにとっては、あくまでも職場であって、他の会社や工場などと同様、いじめが起きても不思議ではないでしょう。
実際、先生たちのオフィスである職員室で見られるいじめの多くは、悪口や陰口から始まり、徐々にエスカレートして、嫌がらせや仲間はずれへと発展して行くというのですから、そう、教室で繰り広げられている児童間や生徒間のいじめと全く大差ないのです。

しかも、子供たちのいじめ問題と必死に向き合いながら、何とか解決したいと考えるような先生が、今度は職員同士の間で反感を買い、いじめの被害者になるというケースも後を絶たないと言われています。
結果、心身を傷め、求職や辞職に追い込まれる事は少なくなく、今やその数、全国で年間5,000人!
自殺者まで出ている現状は、もはや文科省も認めざるを得ないところにまで来ているのです。

にも関わらず、子供たちのいじめ問題が明るみに出れば、マスコミが学校を攻め始めますから、学校側は、苦肉の策として、一人の教員に責任を押しつけようとします。
そして、周囲もまた、その先生だけが無力だったように受け取ってしまいがちなのですが、実は、もしかしたら、そうではなかったのかも知れないという事は知っておく事が大事でしょう。

ここへ来て、ようやく世間も、教室でのいじめを撲滅するには、先に職員室でのいじめを撲滅しなければならないという見方をし始めています。
実際問題、少子化がすっかり定着した昨今、求められる教員の数は激減しているにも関わらず、教職を求める学生の数は変わらないどころか、民間企業への就職難に連れ、増えつつすらあるという事で、益々先生たちを取り囲む環境は悪くなっている事は間違いありません。
当然、過当競争が激しくなり、日本の教師界は、正に弱肉強食の時代!
そこには、腕力や権力で生き延びようとするものがいても、決して不思議ではないのです。
そうなれば、いじめられるものが自然と必要になって来るという事で、正しく、先生もまた被害者であるという事ですね。

カテゴリー

ピックアップ記事

  1. 089986
    ゴールデンウィークが終わると、季節は初夏です。最高気温が30度以上になる真夏日を記録した地域もあ…

おすすめ記事

  1. pixta_12995154_M
    自分が悩んだり、どうにも行き詰まってしまったときには、本を読むのがおすすめです。同じ人間は一人も…
  2. pixta_17490654_M
    冬になると空気が乾燥します。すると乾燥肌に悩まされます。お化粧ののりがよくない?一方で乾…
  3. 010
    1月8日、livedoor等のニュースサイトでも記事が挙げられていましたが、とあるtwitterユー…
PAGE TOP