いじめ裁判で攻められる大人

いじめ問題が大きくなり、裁判に持ち込まれれば、必ずと言っていいほど攻められるのが加害者の親や学校の教諭という事で、所謂、大人が悪いという事になります。
これは、小学生が対象になろうが、高校生が対象になろうが、大差はありません。

以前、マスコミを騒がせた天下の宝塚音楽学校のいじめ問題!
たった一人の生徒を同期生全員でよってたかっていじめ、あらぬ疑いを掛けて騒ぎ、退学処分にまで持ち込んだという事で、そうした実態に気付かないまま退学処分を下した学校側を相手取り、被害者が裁判所に申し立てした事件です。
その際、訴えを受けた神戸地裁は、学校側の処分は不当であるという判決を下し、退学を取り消すように指示しましたが、宝塚は、それを不服とし、更なる泥沼の争いに発展して行ったのであります。

実際問題、いじめ問題の善悪を正しく下す事は非常に困難で、親や教師に全く落ち度や責任がないという事も少ない代わり、全面的に積みを押し付けるというのも、決して正当とは言えないでしょう。
何しろ、彼らは基本的に第三者である事が大半で、やはり最も罰を課せられなければならないのは、いじめた張本人たちなのです。
従って、裁判になれば、どうしても被告の範囲が大きく広がってしまうものと考えられます。

そうなれば、今度は親や教師もたまったものではないという事で、時に逆襲に打って出たくなるのも、ある意味、自然な心理というもの!
その典型的例が先の宝塚いじめ裁判事件だろうと言えます。

ならば、本当にいじめの責任は親や教師にはないのでしょうか?
実は、過去のいじめ裁判の判例を見て見ると、驚くべき事に、身体的損傷を与えるような腕力を伴う暴力を振る舞わなくとも、所謂言葉の暴力だけで有罪判決が下されているケースは少なくありません。
特に、障害や外見など、肉体的特徴を追求するような暴言は、真っ先に罰せられる大賞となっている事が分かります。

先ほどの宝塚の事件でも、流石に名門音楽学校での出来事ですから、それほど派手な殴る蹴ると言った暴力はなく、やはり暴言や束縛などが主流でした。
それでも、その要因が、被害者の容姿端麗で成績優秀であったところから、ファンも多く、最も将来を期待されていたという事にあるという事で、やはり身体的特徴を追求したいじめであった事は確かなようです。
故に、裁判所も、原告側の訴えを認めた訳ですが・・・。
まあ学校側としては、どうしても自分たちの落ち度を認めたくないという特に宝塚ならではのプライドも手伝って、不服としたのでしょうね。

しかし、こうした被害者の特徴というのは、恐らく周囲の大人たちは、多少なりとも認識している訳で、そこを他の子供たちが面白半分に攻撃する事も、大まか予測は付くというものでしょう。
ですから、予め予想出来た事に対し、少なくとも、全ての生徒の見た目を知っている教師は、攻められても致し方がないと言えそうです。

ただ、加害者の親になれば、必ずしも同級生全員の顔を知っている訳ではありませんから、そうは言い切れません。
それを考えると、やるせない気持ちになられる事も多いだろうと思われますし、それで十分、我が子が侵した罪を償う事になるのではないでしょうか?

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