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今だからこそ、親子で絵本を

いまでは、重大な社会問題、それも、子供社会に万円している大きな問題であると言っても過言ではない「いじめ」。
テレビドラマをはじめ、学校を舞台とした映画や小説にも、半ば当たり前のように登場し、物語の主要素を押さえる事が多く見られます。
それどころか、いじめを題材とした絵本も多数出版されていて、中には、静止画が与えるその無効に描かれたと鉄もない背景の恐ろしさに、思わずぞくっとさせられる作品すらあるくらいです。
しかも、そうしたいじめを題材とした絵本の大半は、小学校高学年向けで、正に渦中にいる子供たちに語りかける媒体であると言えるでしょう。

でも、この年になって絵本なんて・・・!
そう思う子供も少なくなく、それ以上に、親の方が、その年になって絵本を与えようとは思われないものと思われます。
ですが、生まれた時からベビーベッドの目の前にテレビがあり、パパやママは、パソコンや携帯で友達と連絡を取り合ったりニュースを見ているような家庭環境の中で子育てしたからこそ今、大人に近い目線で物事を見られるようになった子供たちに是非、絵本というものを宛がい、親子で一緒に読んで頂きたいのです。

動かない絵や音にならない言葉は、テレビを見慣れた現代人には、退屈かも知れません。
ですが、そこには、自分で登場人物たちの動きを作り、声を作り、それを瞳の中で見たり、耳の奥で聞いたりするという全く新しい楽しさ、面白さが潜んでいるのです。
そして、それは、常に物語を頭の中でしっかりと捕らえ、噛み砕いて理解して行く事に繋がります。
だからこそ、子供たちの想像力を広げたり、高めたりするという事で、幼い子に絵本を沢山与えるようにと言われているのだろうと私は考えます。

しかも、この現実を自分でしっかりと受け止め、理解し、ストーリーを展開させて行くという事は、いじめのような社会問題を考える上では、非常に重要な作業の一つになります。
いくら親や先生が、いじめは悪い事だとか、だめだと言っても、テレビのニュースやドラマでそれを訴えても、最初から題材を与え、解き方を教え、答えまで教えてしまっているのですから、それがいつまでも頭に残る子など、そうはいないのも当たり前でしょう。

結果、中学校に進み、ちょっとした遊び半分のいたずらから人を嫌がらせる事や困らせる事の面白さを知ってしまった子供たちは、そこに問題意識を持たず、どんどんその楽しさだけを追求するかのようにエスカレートして言ってしまうものと考えられます。
けれど、軽い遊び心で人をからかった後、そこできちんと、それがいじめに発展するというのがどういうものなのか?
いじめが本格化したらどうなるのか?
その時、相手がどんな心の声を発するのか?
という事を自分で頭の中に描き、音声を付けた動画で再生出来れば、必ずや躊躇せずにはいられなくなるはずです。

そう、どんなに映像技術や音響技術が進化しても、未来の事を事前に映像化する事など、現実では非常に困難な訳で、それが頭の中で出来る子と出来ない子とでは、その先賢の目を養う能力は、大きく異なって来るものと見られます。
だからこそ、きちんとその能力を身につけさせてやる事は、親の大切な役割ではないでしょうか?
という事で、是非一度、親子で童心に返り、絵本の魅力と社会問題という大きなコラボテーマに立ち向かってみましょう。

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