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無理に英会話で乗り切るな!

日本で病気や怪我に見舞われれば、直ちに消防に電話して救急車が呼べますし、自己や事件に巻き込まれれば、警察に通報という事になる訳ですが、ではでは、海外旅行の際に、そうした自体に陥ったら、どうすればいいのでしょうか?

まず、119番や110番は役に立ちません。
特に、日頃から英語圏内で生活していない日本人にとっては、言葉の壁も手伝って、たちまちパニックに陥り、状況を悪化させてしまう可能性も低くはなさそうですね。

事実、英語は世界の共通語とも言える言語であって、英語を公用語としている国は沢山あります。
また、発展途上国などでは、母国語以上に英語の方が役立つという事で、当たり前のようにしゃべれる人が多いですから、日本人は、そういう点でも不利だと言えるでしょう。
という事で、最低限、こんな時にこんな単語や英文だけは覚えておいた方がいいなどと、特に海外旅行に行く際には、親切に教えてくれる人もいますが、果たして、それがいざと言うときに、本当に役立つのかと言えば、これが実に微妙!

何しろ、英語と一口に言っても、実に多彩で、それぞれの国や地域によって、発音や言い回しが大きく異なる事は珍しくありません。
そのため、英語圏内で生まれ育った人でも、いえいえ、英語圏内で生まれ育った人だからこそ、信じられないようなトラブルに発展してしまう事もしばしばなのです。

例えば、「day」というこの単語、日という意味で、「today」と書けば、今日という単語になります。
その事自体は、英語圏内なら、まず間違いなく同じで、文字にすれば、何ら問題なく通じるはずなのですが、これが言葉として発すると、そうは行かなかったりする事もあるので厄介。

というのも、アメリカやイギリスでは、「day」と書いて、“デー”と発音しますが、オーストラリア英語になると、“ダーイ”と発音される事もよくあるからです。
ところがところが、アメリカやイギリスで“ダーイ”と言うと「die」、死という単語となり、todayを“トゥデー”ではなく、“トゥダーイ”と発音してしまうと、死ぬためという意味にもなりかねません。

そこで、とあるオーストラリアの青年が、アメリカで急に激しい腹痛に見舞われ、病院で診察してもらう際、
“From when do you have a stomachache?(いつから、おなかが痛いんですか?)”
と尋ねられ、何気なく、
“Today!(今日!)”
と答えたところ、死に至るような大きな持病か何かを持っているのだと誤解され、いきなり精密検査をされたという話があります。

まあもっとも、これは笑い話なのですが、こうした事が、特に英語になじみがありそうでない日本人には十分有り得る訳で、そこは、必ずしも渡航先が英語圏内だから、いつも同じ英会話で安心安全だと思い込まない事が大事でしょう。
やはりベストなのは、いかなる場合も、その国の言葉や環境に精通している日本人か、日本語の堪能な現地人を求める事で、逆に言えば、そのための英語、
“Isn’t there a person who understands Japanese?(日本語の分かる人はいませんか?)”
という言葉さえ知っておけば、いざという時に安心という事になります。

もしくは、無理に英会話で乗り切ろうとするのではなく、とことん日本語で押し通す事です。
そうすれば、相手の方が必死になって、日本語の分かる人を探してくれます。
少なくとも、中途半端な英語で何とかなると思わない事が大事だと言えるでしょうね。

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