imasia_14313099_M

養育費の義務者が死亡したら

■元配偶者が死亡したら養育費はどうなる
離婚した相手は憎い!
しかし死んで欲しいと思うでしょうか?
もちろん夫婦間の諍いが殺人に至る事例もあります。
とはいえそうなる前に離婚すべきなのでしょう。
では離婚後に養育費の支払い義務者であった元配偶者が死亡した場合は?
どういう事態になるでしょうか。

◆支払い義務がなくなる
養育費の支払い義務者は、子供にとっての親です。
そのため親が死亡したならば?
その時点で養育費の支払いは止まります。
祖父母が義務者になることはありません。
それでは生活ができない?
しかし離婚していない家庭でも同じことでしょう。
どちらかの親が死亡すれば?
生活が厳しくなるのは必然です。
祖父母が心情的に支援することはありますが、原則として法律上の扶養義務はありません。
この場合は素直に諦めるしかありません。

◆相続財産があれば
養育費の支払いは止まりますが、相続財産があれば?
話は変わってきます。
もちろん離婚していれば配偶者としての分け前はありません。
ただし親子の縁は切れません。
子供に相続の権利があります。
養育費の支払い義務者が死亡したと知ったなら?
可及的速やかに相手の親族へ連絡しましょう。
相続に関しては6カ月以内に申請するのが原則です。
とはいえこんな時に出てきやがって!
相手の親族からは文句を言われるでしょう。
しかし子供のためです。
我慢しましょう。
悪いことではなく、正当な権利です。

◆未払いがあれば
元配偶者が生前、養育費の支払い義務者でありながら未払いの分があれば?
その親や親族に対して支払いを請求することができます。
これは死亡者の負債と捉えることができるためです。
しかし財産の相続人、例えばその親などが相続放棄をしていれば?
負債も放棄することになるため、請求権はなくなります。
そもそも働き盛りの人が死亡した場合、どれだけの財産が残っているでしょうか?
住宅ローンを抱えていれば、負債の方が多いでしょう。
ならば相続放棄する事例は、少なくないかもしれません。

◆何かもらえないのか
養育費の支払い義務者が死亡したら、何ももらえないのでしょうか。
遺族年金をもらう方法があります。
もちろん支払い義務者が適正に年金保険料を納めていたことが条件です。
離婚していても、子供は18歳になるまで遺族年金を受け取る対象者です。
申請してみましょう。
また学資保険に加入していれば?
保険金を受け取れる可能性があります。
同様に生命保険の場合にも受取人が誰か?
それによって決まります。
ダメ元で保険会社に相談してみましょう。
こちらも当然ですが継続して保険料を支払い続けていればの話です。

カテゴリー

ピックアップ記事

  1. 089986
    ゴールデンウィークが終わると、季節は初夏です。最高気温が30度以上になる真夏日を記録した地域もあ…

おすすめ記事

  1. pixta_12995154_M
    自分が悩んだり、どうにも行き詰まってしまったときには、本を読むのがおすすめです。同じ人間は一人も…
  2. pixta_17490654_M
    冬になると空気が乾燥します。すると乾燥肌に悩まされます。お化粧ののりがよくない?一方で乾…
  3. 010
    1月8日、livedoor等のニュースサイトでも記事が挙げられていましたが、とあるtwitterユー…
PAGE TOP