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見えないところでトラブル防止を

今では、東京のスカイツリーや大阪のハルカス以上に日本一有名な建築物となったのが横浜の傾きマンション! その姿をテレビや新聞で見ない日がないと言っても過言ではないでしょう。
これは人ごとではないかも!?
しかし、専門家に言わせれば、あのような事例は、決して珍しい事ではなく、むしろ、たまたま明らかになり、大事になった氷山の一角だと言います。それどころか、故意であるように見栄、現実には、必ずしもそうとは言い切れないと言うのですから、何とも恐ろしい話で、いつ、私たちが被害者になっても不思議ではないという事を認識しておく必要性が高いのではないでしょうか?

■手抜き工事だったとは言えない
◆故意ではなかった?
実際問題、土台となる杭打ち工程で手抜きをしたり、ましてや、世間様を誤魔化すとか、騙すなんていう事をすれば、後々どれほど恐ろしい事になるかは、施工会社なら、みんな分かり切手います。しかも、一度トラブルが発生すれば、そう容易に回収し、改善し、解決出来ない部分なのです。確かに、意図的に行われた施工不良ではないという上層部のコメントも、完全に否定する事は出来ないでしょう。また、地面の下に潜って調べる事が出来ない以上、提出されたデータを参考に判断するしかなかったという検査機関やお役所関係者の言い分も、残念ながら、ご尤もと言わざるを得ない部分大だろうと思われます。
◆東日本大震災の影響か?
今回の異変に住民たちが気付いたのは、今から1年ほども前の事で、早速とばかりに、販売元の大手不動産会社に訴えが出されました。ところが、これを受けた不動産会社は、当初、東日本大震災の影響ではないかと回答したと言います。確かに、このマンションが完成したのは2007年で、その4年後にあの大地震が発生しているのですから、その可能性も考えられなくはありません。そして、今回のように、杭に問題があったであろうと思われる多数のビルやマンションが損傷していいる事は紛れもない事実です。しかし、こちらの場合は、杭の長さが十分でなかったのにも関わらず、傾いたり倒壊したりしませんでした。という事は、逆に言えば、それなりの強度は誇っていたという事で、完全なる手抜き工事でもなかったという事を物語っているのではないでしょうか?ただ、それと同時に、この回答は、明らかに一時しのぎの言い逃れに過ぎなかったという事にもなります。

■見えないところにお金を掛けられるか?
これは集合住宅に限った事ではなく、一戸建てでも当てはまる事ですが、とにかく、地面の下の事は、目に見えませんから、何が起こっていても、早期発見というのは難しいと思っておくべきでしょう。実際、大地震に加え、水害などでは、先日の鬼怒川決壊や昨年の広島市山間部でも見た通り、多くの戸建て住宅が流されました。そんな中、鬼怒川水害においては、堂々と地に足を付け、主の買った土地に居座っていた家もまた、今回のターゲットとなっている施工会社の作品だったのです。ただし、しっかりとお金と手間を掛けたどだいだったからこそ、流されずに済んだと見られています。
◆見えない数字より見える数字
人はとかく、見えないところにお金を掛けるより、見えるところにお金を掛けたがるもので、例えば、駅から徒歩10分のところのマンションと、駅から徒歩30分のところのマンション、同じ新築で、同じ間取りで、同じ値段なら、どちらを選ぶかと言えば、迷わず前者を選ばれる方の方が多い事でしょう。仮に、先の方は、隣室との壁の厚さが10センチで、後の方は30センチでもです。ようするに、目に見える数字、より、日々の生活に密着した数字を間取りや価格も含め、大切にされるという事ですね。それがましてや、土台部分になると、何より大事だとは分かっていても、ついつい目をつぶってしまいがち! 結果、後々大きなトラブルに巻き込まれるという事になりかねないのではないでしょうか。
◆壁の厚さだって大事!
確かに、ここで例に上げた壁の厚さなどは、土台ほど重要ではないように見栄、実は、それが隣室とのトラブルを呼びかねませんから、床や天井の厚さも含め、特に集合住宅においては、重要視すべき点です。でないと、先日どこかであったように、バスルームの床をくりぬき、上の部屋から侵入されるなんていう事にもなりかねないでしょう。それに、長年住んでいれば、雨漏りや配水管の結露による水漏れ、さらに、ベランダの足や手すりが劣化して倒壊すると言ったトラブルも驚くほど普通に起こっている事を考えても、その辺りは疎かには出来ません。
◆土台あっての物種
人生の中で最も高い買い物だと言われるマイホームは、例え集合住宅であっても、一つのステータスです。やはり見た目に拘りたい、少しでも快適な立地条件を確保しておきたいというのは、当たり前の見解です。ただ、先述のような水漏れや外壁の倒壊などは、早ければ、新築から3年程度で発生する事もあると言いますから、決して油断は出来ないのです。特にどだい部分は、目には見えないものの、大切な家族の命と生活を一手に引き受けているのですから、建物の重量の何倍もの重さを支えていると考えるべきだと言えます。となると、全ては、そこがあっての物だね! 今後、しばらくは皆さん、強い拘りを持たれる事と思いますが、こういうトラブルが発生したからという期間限定に近いような目の向け過多ではなく、家を建てる時の基本として、いつまでも泥んで頂きたいと願わずにはいられませんね。

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